厚生労働省 平成22年賃金構造基本統計調査より
やっぱり気になる!他の病院で働いているナースのお給料はどのくらい?
学歴や病院の規模、勤続年数によってお給料は少しずつ変わってくるようです。「夜勤や危険手当がつくような業務もこなしているのにお給料が少なすぎる!」という意見から「大卒・大規模病院での勤務のためけっこう潤っている!」という人までさまざまです。
勤続:2年(ナース歴2年)
最終卒業:看護大学
配属:公立病院 呼吸器科
役職:スタッフ
基本給:20万9,800円
手取り:29万8,300円
年間賞与:3.6ヶ月
約 431万円
勤続:2年(ナース歴6年)
最終卒業:専門学校(3年)
配属:公的病院 外来
役職:スタッフ
基本給:21万6,600円
手取り:25万6,300円
年間賞与:5.0ヶ月
約 416万円
勤続:13年(ナース歴13年)
最終卒業:短期大学(2年)
配属:公的病院
役職:認定看護師
基本給:27万9,900円
手取り:36万9,300円
年間賞与:4.5ヶ月
約 569万円
勤続:13年(ナース歴17年)
最終卒業:専門学校(3年)
配属:民間病院
役職:主任
基本給:22万2,500円
手取り:41万1,300円
年間賞与:4.8ヶ月
約 600万円
夜勤の実態を調査してみると病院による夜勤手当ての金額差がとても大きいことがうかがえました。公立病院では基準が決められているので差がでることはなく、平均よりも高めですが、民間病院などでは夜勤手当てが少なく不満を持っている人も多いようです。
日本看護協会:1999年病院看護基礎調査より
一般的にどこの病院でもつく看護師特有の手当ては「看護手当(資格手当)」と「危険手当(放射線下での業務など)」。専門的な知識が必要な上、危険な業務も多々こなしている割には手当ての金額が見合わない…という声も。一方、夜勤手当ての他に夜勤に入れるスタッフにプラスされる「夜勤者手当て」なんていううれしい手当てがでる病院も多くあります。
月々の業務上の手当の内容や夜勤の回数によって、お給料の金額は大きく上下するようです。
看護手当 | 20,000円~30,000円/月 |
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放射線下での処置手当 | 200円~300円/回 |
手術室手当 | 5,000円~25,000円 |
待機手当 | 3,000円~5,000円 |
危険手当 | 約3,000円/月 |
遺体処置手当 | 約1,000円/回 |
夜勤者手当 | 15,000円~40,000円/月 |
皆勤・精勤手当 | 約15,000円/月 |
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